1 趣旨 |
明石市は、海に面して東西に長く、温暖な瀬戸内気候に恵まれ、明石原人のロマンにはじまり、イザナギ、イザナミの国生み神話にまつわる淡路島を対岸に臨み、源氏物語や百人一首にもその美しさを詠われるように、深い歴史とともに穏やかな時を経てきた土地です。のびやかでおおらかなその地域性は独自の気質を生み、文化を育んできましたが、両側を神戸市、姫路市といった大きな都市にはさまれ、近年は市民からもその活性化が切望されています。
私どもは、第2項で述べる経緯を経て、明石市の背景にある恵まれた豊かさを土壌とし、明石市民全般および近隣地域住民全般の文化レベルの更なる向上に寄与し、学術、文化、芸術またはスポーツの振興に貢献できる人材の発掘、育成、広く地域、世代、文化、国際間の交流、地域経済の活性化、そして何より「安全・安心のまちづくり」のモデルとなるべく、安全確保に関する体験を通じてのノウハウの提供を通し、明石市民まつりを軸とした明石市全体の活性化および情報発信のためのイベント・プロジェクトの企画・立案・実施を目的として、任意団体以上に責任を負い、社会的信頼を得ていく為に、行政および地域団体との連携を取り、協働していける継続的で安定的な体制を持つ組織が必要と考え、ここに特定非営利活動法人明石・まちとまつりプロジェクトを設立致します。
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2 申請にいたるまでの経過 |
平成13年の朝霧歩道橋事故を受け、それまで32回続いてきた明石市民まつりは中断されました。地域の活性化につながる祭りの再開を望む市民からの要望も強く、平成16年の明石市民まつり再開に向け、同市はこれまでの「行政=サービス提供者」「市民=サービスを受ける側」といった画一的な構造から脱却し、新たな市民まつりの方向性として「安全なまつり」「市民参画のまつり」「明石らしいまつり」の3つをコンセプトに、従来の行政主導のまつりから市民の主体的な参画による市民主導のまつりへの移行を目指し、広く地域の自治会や各種団体を通すなどして、まつり運営などに積極的な市民を募り、平成15年7月25日の第1回スタッフ会議を皮切りに、明石市民まつり創りプロジェクトを立ち上げ、平成16年3月17日のワークショップまで全32回の各種会議を重ね、新たな市民まつりの具体的内容や安全確保の方策などについて検討しました。
明石市は、明石市民まつり創りプロジェクト報告書を受け、より具体的にまつり創りを進めていくとともに、実際にまつりを実施していく組織として「明石市民まつり推進協議会」を設置しました。推進協議会は明石市を代表する広域団体の代表者などで構成され、3年ぶりの市民まつりの開催に向け市を挙げて取り組む体制を整えました。さらに協議会内には、実際にまつりを企画立案し、実施していく組織として、特定非営利活動法人 明石・まちとまつりプロジェクトの前身である「明石市民まつり実行委員会」を設置しました。実行委員会は委員会内の意思決定機関であり、中核的存在である常任委員会をおき、部会としてまつりの催しものや運営方法などを立案し、実施していく「催事部会」、まつりにおける安全対策を立案し、安全確保を図っていく「安全部会」を設置しました。平成13年の夏祭り事故を受けて、安全確保は最優先されるべき課題であり、祭りの成否を決める最大のポイントと位置付けられました。
以上の経緯を背景に、平成16年、17年と2度の市民まつりを完遂し、行政から市民主導への移行はスムーズに行われました。私どもは、市民主導で行うまつり創りのみならず、この貴重なノウハウをフルに活かし、さらに多岐にわたって、市民および近隣地域住民全般の文化レベルの向上に真摯に貢献し、ふるさと明石の活性化および情報発信に寄与したいと、平成18年1月20日特定非営利活動法人 明石・まちとまつりプロジェクトの設立総会を開催し、全会一致をもって認証申請を行うことに決議しました。 |
平成18年1月20日
特定非営利活動法人 明石・まちとまつりプロジェクト
設立代表者 三木 則夫
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